【不定期】ボードゲームシステム解説 はお。こいるです。 昨日から泊りがけで、検査入院してきました。 睡眠関係の検査ということで、何か頭に脳波測定のコードすっごい貼られて「おお…これはほぼ実験だな」と思いながら受けておりました。 結果は1か月後とのことなので、あまり気にせず待ちたいと思います。 さて、TRPGのシステム解説と一緒にボードゲームのシステム解説をしたいなぁと思いまして。 というのも実は最近やたらとボードゲーム買うようになったので、おススメがてら感想とか載せて少しでも販売促進になればな、ということです。 みんなも非電源ゲーム、しよう。 とりあえず手元にあるものからということで、今回は「ナイトクラン」です。 続きからどうぞー 「ナイトクラン」は風栄社から2014年に発売されたカード型ボードゲームです。色分けされた13枚のカードが4組とプレイスカード8枚が入っており、2~4人用となっております。 まず開始時にプレイスカードが置かれます。それぞれに数字が書いており、プレイヤーはその数字の値まで、手札をプレイスの上に乗せることが出来ます。 プレイヤーの手札にはそれぞれ「娘」「財宝」「宿り木」「夜警」「トロール」があり、順番に2枚ずつ「裏向きで」プレイスへと置いていくのがゲームの流れ。プレイスに置いたカードの枚数が一番多かったプレイヤーが、そのプレイスの権利を得ます。 「娘」「財宝」は得点カードですが、プレイスに1枚でも「トロール」がいると全て捨て札になります。それを妨害するのが「宿り木」ですが、宿り木はトロールの枚数以上なければ効果を発揮しません。宿り木は各プレイヤーが1枚だけ持っているため、誰がどこに宿り木を置いたか、もしくは置くかを考えてプレイしなくてはなりません。 「夜警」は唯一表向きでプレイスへと置かれ、「他のプレイスのカード1枚を夜警のいるプレイスへ移動させる」か「夜警を置いたプレイスからカードを1枚別のプレイスへ移動させる」か選べます。これによって、自分の財宝や娘を他の安全なプレイスへ逃がしたり、他のプレイヤーが置いたトロールを予想して追い出したりといったことが出来ます。 それぞれのプレイスの権利をかけて札を置き、取れたら公開してトロールがいないことを祈る。そんな感じのゲームですね。 一見プレイ風景は簡単なように見えますが、本気で考えると非常に頭を使います。どこにトロールを置くか、トロールを置かれるか、どのタイミングで夜警を切るか、プレイスの確保は出来ているか。手札が少ないため全てに注意を向けていないと常勝するのは難しいでしょう。 難点を言えば、さくっと遊べる割りにかなりの頭脳労働が必要となる部分でしょうか。ちなみに考えないで遊ぶと単純な運ゲーになるので、恐らく面白さは半減すると思います。 ちなみに特筆する点として、asahiro氏のダークファンタジー的なイラストが非常に目を引きます。店頭に置いてあったら思わず「おっ?」っと目を引くパッケージとなっておりますので、気になった方は店頭へ。 今日はこんな所。またいずれお会いいたしましょう。では。 PR