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【不定期】ボードゲームシステム解説 第2回


はお。こいるです。

気力が続くうちにボードゲームの方もご紹介。今回は「ダイスフォージ」です。

続きからどうぞー



「ナイトクラン」は2017年5月に発売されたLibellud版元、ボビージャパン販売元のボードゲームで、1人につき付属のダイス2個と様々な試練カードと「フェイス」と呼ばれる小さな板がたくさん用意されています。対応人数は2~4人となっております。

プレイヤーは開始時に全員でサイコロを振り、出目に対応したリソースを獲得します。そしてリソースを使い「フェイス」を購入したり、試練カードへ挑戦したりするのです。

このゲームの肝と言ってもいい「フェイス」ですが、これが何と自分のサイコロの目と(物理的に)入れ替えることができるのです。レゴブロックの様になっており、外したりはめたりが出来るんですね。

フェイスを入れ替えることで、得られるリソースが増えます。増えたリソースは試練カードの獲得やさらなるダイス改造に費やせるといった寸法です。毎ターンダイスをガチャガチャ入れ替えながら進めていくといった感じですね。

試練カードには様々な追加効果と勝利点が描かれています。追加効果は、サイコロを追加で振ったりリソースをもらえたり、相手の妨害を行うものもあります。

リソースさえあれば追加行動を行うことも出来、自分の手番で2枚の試練を取ったりフェイスを入れ替えつつ試練を取るといったことが出来るようになっていきます。すると勝利点は加速、あっという間に100点近くまでと到達するでしょう!

最終的に勝利点を多く得られたプレイヤーが勝利するため、積極的に試練をこなしていく必要が出てきます。リソースが溜まったら高ランクの試練をこなし勝利点を稼ぎ、またリソースを貯める。このサイクルをどれだけ早く回せるかがフェイス入れ替えの鍵となります。

もちろん勝ち筋はそれだけではありません。リソースを直接勝利点に変換するような試練カードもあるため、プレイの仕方でダイスの完成形は違います。アレも違うコレも違うと考えながらガチャガチャと組み替えていくのは非常に楽しいです。

あとは一番の売りは、全コンポーネントがぴっちりと収まる箱の作りでしょう。プレイマップを広げて、遊んで、仕舞う所まで非常に行き届いたデザインには感動すら覚えますね。

難点と言えば、箱への収納が前提となっているため運搬や保管時に場所を取るという部分と、フェイスの入れ替えにある程度の技術的なコツがいる部分でしょうか。100均でプラスチックの細い爪楊枝みたいなものを買って来た方が良いかもしれません。

今日はこんな所。またいずれお会いいたしましょう。では。
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