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ボドゲをせんとや生まれけん


はお。こいるです。
明日健康診断で、正直ガクブルものです。ジムに行くのは明後日なんじゃよ…




今日も続けて非電源ゲームの感想です。参考にでも。


ヒーローカンパニー


手軽さ:★★★☆☆
難易度:★★★☆☆
平等性:★★★★☆


島本和彦先生の同漫画作品「ヒーローカンパニー」をゲーム化したものになります。

真ん中に得点ボードを置いてゲームスタート。事件を解決して査定ポイントを貯めるのが目的となります。

ゲーム開始前に全員にヒーローがランダムで配布されますが、これは最初の行動順と同点だった場合の優先度を決めるだけのものなので、プレイ中は気にしなくて良いですね。

用意されるカードは3種。「事件カード」はそれぞれにクリア条件、報酬、解決者評価が書いてあり、クリアすると書かれた報酬が手に入ります。

報酬には「査定カード」と「技カード」の2つがあり、査定カードはポイントの上下、技カードは事件解決に有利になるものと査定ポイントを操作するものが混ぜられております。

「事件カード」の解決には付属のサイコロを使い成功度を一定以上に貯める必要がありますが、当然難しい事件になると1人ではクリア出来ないものも出てきます。

どの事件を解決するか、どれ位の査定ポイントを貰えるのか、あるいは特訓で技カードを集めるか。

それぞれが利害を考えて仲間の救援に赴くという、ヒーローもののセオリーとは離れたプレイになりますが、実は漫画でも大体同じ感じです(笑)。良い意味で再現できていると思いますね。


☆勝つためのテクニック

勝利条件が「一番査定ポイントの高い人1人」となるため、基本的には自分の利益につながるように動くことになりますね。

行動順は1ターンごとにリーダーが変更されるので、必ず1番に、あるいは最後に駆けつけるという事は難しいです。

行動が早い場合は、手元の技カードと相談して「クリア出来そうな事件」を選ぶのが基本的なプレイングになります。もしくは報酬が高い事件に先に置いてしまい、他プレイヤーの援軍を誘うというプレイングもありでしょう。

行動が遅い場合ですが、「自分に最も利益のある事件」へ向かいましょう。事件Aにもう2人や3人で参加している場合でも報酬が美味しいと思えれば後乗りする方が利益になりますし、他の空いている事件を1人でクリアできるのであればそちらへ行った方が査定を貯められますし。

ここで大事になるのがやはり技カード。特に、事件クリア後に別の事件へ向かうことが出来るカード、他の現場に行ったプレイヤーを無理やり自分の事件に参加させるカード、逆に無理やり別の事件に弾き飛ばすカードの3種は、自分1人で査定ポイントを大量獲得、あるいは独占できる可能性のあるものなので、手元に来たら状況を見ながら効果的に使っていきましょう。


☆まとめ

原作ありきとはいえ、原作を知らなくても楽しめるという最低限のラインは突破しています。

箱は小さくはないですが意外と薄く、さほど場所はとりません。得点ボードが大きいだけなので、それを入れれるものがあれば十分小型化も可能です。まあ普通のボードゲームということで★3。

難易度も、分かりやすい対戦型であるのと、全員の目に見える得点ボードの存在、技カードの簡潔な書き方等を考慮して普通の★3。

判定が全てダイス目勝負になるため、負けるときは誰でも簡単に追い返されますし、逆に出目が良ければ初心者でも勝てる可能性も出てきます。すごろくみたいなもんですね。ある程度の口プロ抑制となるので、平等性に関しては★4でしょうか。


といった所で2本目終了。ゾンタワよりは短くて済んだぞ(笑)。

それでは次回、「王宮のささやき」でお会いしましょう。



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