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遊びをせんとや生まれけん



はお。お久しぶりです、こいるです。

暑い日が続いておりますが、皆様体調を崩してはおりませんでしょうか。

こいるは体調はまずまずですがやる気がないです(無慈悲)。


先日マンションに集まった際に、やってなかった非電源ゲームを消化したので感想をのっけときます。

非電源ゲームに興味のある兄貴姉貴達は参考にして。


ゾンビタワー3D

手軽さ:★★☆☆☆
難易度:★★★★☆
平等性:★★★☆☆

同梱されたパーツを組み合わせて3階建てのタワーを建設して、ランダム発生のゾンビと救助者を各所に配置、キャラクターを選んでスタート。

目的は「全員で屋上、あるいは1F奥へ必要なアイテムを所持した状態で集合する」こと。要するに脱出フラグです。

屋上の場合は人数分の血清と通信機&バッテリー、1F奥の場合は血清と発煙筒を人数分持っていればクリアとなります。

そしてクリア後、救助した人数&開始時に渡されるパーソナルクエストの達成数に応じて得点GET。一番得点が高い人が真の1位となります。

このゲームの特徴は何と言っても開始時に建設する3階建てのタワーですね。4人プレイで目の前に置くと、隣の様子が見えない位に広いMAPとなります。

さらにタワーの各所にスロットが空いており、自分のアイテムを両隣のキャラに渡せるという面白いギミックが。その場所に移動しなくては取りにいけませんが、これによって積みになる可能性を少なくするとともに、協力している感を出すことに成功しています。

ちなみにパーソナルクエストが1~2点で、内容は「特定のアイテムを持った状態でクリア」がほとんどです。そのため、よほど上手いこと動かなければ1つ達成できればいい方でしょう。


☆勝つためのテクニック

まず最初のキャラクター選びです。《医者》はダメージ1点と引き換えにゾンビを救助者に戻して助けることが出来ます。パーソナルクエストが厳しくても助けて休憩してを繰り返すことで自分の得点を増やすことが可能な唯一のキャラクターです。

パッケージにもなっている《消防士》は機動力に優れます。各階の移動がスムーズになるので探索、ひいては自分のクエスト達成には有利でしょう。

《刑事》に関しては探索結果のカードを先に見て適応するか決められるというリスクカット型の能力となるので、探索できなかったり悪いイベントが見えていた時は立ち往生する可能性があります。

《軍人》を引いたプレイヤーは無理にでも積極的に探索しましょう。処理できるゾンビ量の増加能力は、拳銃と弾倉が無ければ真価を発揮できません。

《格闘家》のプレイヤーは受けるダメージを1点下げます。ゾンビ1体だけであれば動いてもダメージを受けなくなるため、うまく動いて探索できると思います。

難易度としては《格闘家》<《消防士》<《医者》<《軍人》<《刑事》でしょうか。これはプレイする人によって違うと思いますが、こいるはこんな感じに思います。

そしてクリア後に1位になるために必要になるテクニックですが、「助けた救助者の数をあまり話さない」ことと「探索結果で引いたカードを即座に申告しない」ことの2点です。

もちろん嘘をついてはいけませんが、隠すのはテクニックとして非常に有効です。

ここで重要なのは、ゾンビを切り抜けるためのアイテムを手元に持っているのに他のプレイヤーが死んでしまうことがないように動くことです。

あくまで目標は全員での脱出であるため、必要であれば他のプレイヤーに助けを求め、それに答えなくてはなりません

相手を助けることでクエストが達成できなくなった場合は、その分の点数を救助者で賄うためにどうするかを考える必要が出てきます。

また、探索によって移動制限が発生する《崩落》《火災》の2枚を解除するアイテム2種はそれぞれクエストアイテムにもなっているので、自分のMAPで発生した場合に探索で見つけても「ここ崩落してるからなー、別のとこ通って…」とわざと申告することで隠し通すことが出来ます。

結論として、勝つためには「自分の利益になる部分を隠しながら、他のプレイヤーと協力してクリアを目指す」という二律背反なテクニックが必要となります。

ちなみに隠し事が苦手であれば、全部行動を教えても良いと思います。そうすると他のプレイヤーは警戒しなくなるので、ひたすら得点稼ぎに回る事で出し抜くことが出来るかもしれません。

技術的なテクニックとしては、「救助者バリア」と有効活用することです。ゾンビはプレイヤーと救助者がいた場合は救助者を先に狙うので、救助者を置いていく事で助かることが出来る機会もあると思います。

また、同数の救助者がゾンビを挟んだ場合にゾンビは動けなくなります。これを使ってわざと助けずにゾンビを何ターンか閉じ込めることが出来るという寸法です。

この救助者を使うテクニックは、毎ターン発生するので憶えておきましょう。


☆まとめ

ゲームとして視覚的にかなり出来が良く、運だけでなく駆け引きでも楽しむことが出来、さらにこれが基本的には協力型であるという点がポイントが高いですね。最終目的が「勝負」ではないのでワイワイ遊べるというのは非常に宜しい。

難点ですが、まずデカいことですかね(笑)。3人or4人用でタワーの組み立て部品が違うのでパーツは2種類入ってます。さらに強度的な問題で折りたたむことが出来ないので箱を別のものに変えてもやっぱりかさ張る。手軽に、という点ではマイナスです。★2つ。

平等性に関してはまあ、一般的なボードゲームと言って良いと思います。確かに初心者でも協力を仰ぎながらクリアすることが出来るという点では平等であると思います。しかしクリア後1位を取るのは、どうしても「隠す」テクニックを持ってる人に限られます。なので本質的には平等では無いんだろうなと思い、一般的難易度として★3。

難易度は若干高め。クリア自体は全員で協力すれば初見でもギリギリ出来るレベルですが、ゾンビの湧き方、探索回数によってはゲームオーバー必至の状況にも成り得ます。さらにそこからクリア後1位を狙うとなると、二律背反のテクニックを駆使しなければならない。そういった点で★1つ増やして4にしています。

ちなみに難易度の基準ですが、クリア難度は「ザ・ゲーム」のノーマル完全封印で★5としています(通常封印なら★3)。最高難易度完全封印とか数学者でもなきゃ出来ないと思う(文系感)

テクニック難易度としては「キャットアンドチョコレート」が★5、「ワードバスケット」が★4で。頭を使わなきゃなんないものは難易度を上げています。

この2つを総合して出してます。なので実際は「ザ・ゲーム」は★3、「キャッチョコ」は★4です。



以上、1本目でした。あー長い(笑)

次回は「ヒーローカンパニー」でお会いしましょう。
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